STORY

ストーリー

2016年 入社

調理部

比嘉 航希

「あぶらや燈千」は調理のスキルから経営まで、働きながら学べるので自分にとっては理想的な環境です。いつになるかはわかりませんが、夢を果たせるよう頑張りたい。それまで精一杯、会社やお客様に尽くして、より満足度の高い料理と接客をご提供できるよう努めたいと思います。

旅館の調理は特別な世界。
客前パフォーマンスも魅力でした。

私は以前、名古屋や石川で和食のお店に勤めていました。ずっと一緒に仕事をしていた料理長に「あぶらや燈千」から声が掛かかったのが、こちらに興味をもったきっかけです。そのとき一番魅力的に感じたのは、客前パフォーマンスがあるということですね。これまでもオープンキッチンの店は経験があったのですが、客前パフォーマンスだとお客様との会話もできます。旅館としてもウリにしているポイントなので、ぜひチャレンジしたいと思い、料理長と一緒にこちらに移りました。
旅館の料理は初めての経験なので、最初は戸惑うことばかりでした(笑)。これまではいわゆる「一見さん」相手のお店で、注文を受けてから料理にとりかかるスタイルでした。ところが旅館だとお客様の人数やお料理に対するご要望も、すべて事前にわかっています。それに合わせて仕込みをし、一度に大量に調理します。これまで経験したことがないスタイルでしたので、とても新鮮で勉強になります。

料理を通してお客様とふれあい
モチベーションも高まります。

私が仕事をするうえで心掛けているのは、料理はもちろんですがお客様との関わり方です。「あぶらや燈千」では客前パフォーマンスでお客様と直接関わる機会があります。基本的は料理の説明なのですが、プロの目線から中居さんよりも詳しく説明することができますので、大変喜んでいただけます。「また来てみたいな」と思ってもらえるような接客が目標ですね。お客様からの「美味しかったよ」「笑顔がすてきだね」といった声を直接聞くことができるのも、モチベーションアップにつながります。
もちろん失敗したこともあります。お客様にもいろいろな方がいらっしゃるので、会話を投げかけてもそこまで乗ってこられなかったり。「自分、何か違ったかな」と冷や汗をかく事もありました。
また海外からのお客様も多い旅館ですので、英語での説明も覚えました。カタコトですけれど(笑)。困ったときは仲居さんに助けてもらいます。仲居さんには英語を話せる人が結構いるんですよ。自分も英語を覚えて、スムースに応対できるようになりたいですね。

学びの機会がとても多く、経営者感覚を身に付けることも。

「あぶらや燈千」の調理部では、料理と接客の両方が学べます。将来的には自分で店を持ちたいという人にもぴったりの環境だと思います。店を持つには、調理だけでなく接客がとても大切です。また、これも「あぶらや燈千」の特徴だと思うのですが、ここでは調理部のスタッフでも原価計算や経営研修など、学びの機会がたくさん設けられています。それは社員一人ひとりが経営者感覚を身に付けることで、旅館全体のレベルアップを図るという社長の方針があるためです。

私は沖縄出身で、地元で暮らしている兄も料理人です。ゆくゆくは沖縄に戻って、兄と一緒に店を開くのが自分の夢です。「あぶらや燈千」は調理のスキルから経営まで、働きながら学べるので自分にとっては理想的な環境です。いつになるかはわかりませんが、夢を果たせるよう頑張りたい。それまで精一杯、会社やお客様に尽くして、より満足度の高い料理と接客をご提供できるよう努めたいと思います。

休日の過ごし方

学生時代は12年間サッカー部に所属して、高校時代は県のベスト8に入るレベルの学校で副キャプテンでした。プレイではスピードと当たり負けのしない強さで、ボランチやフォワードをやっていました。いまでも休日はボールを蹴りたいのですが、周囲に社会人チームがなくて。休日はランニングや筋トレで身体を動かしています。仲間を集めてサッカーがやりたいですね。