STORY

ストーリー

2022年 入社

マルチタスク・クラフトビール事業

細井 陽介

「クラフトビールを造って接客もできるような仕事があったら最高だな」と思い探してみたら、「あぶらや燈千」からまさにその求人が出ていてビックリしました。湯本社長との面談では、旅館なのになぜクラフトビール事業を始めるのか。その思いを聞かせていただき、すごくチャレンジングな方だなという印象を受けました。ここなら自分も挑戦できる。そう思って入社を決めました。

人生は一度きり。
思い切ってチャレンジを!

私は長野県出身で、県内のロボット部品メーカーで製造業務に9年間従事しました。社内の改善大会では50チーム中3位になったこともあり、「改善」が得意です。次期リーダーになるタイミングで、マルチな人間になりたくて同社の営業職に転身し、大阪で2年間頑張りました。けれど30歳になったとき「人生は一度きり。色々とチャレンジしてみたい」と思い退職して、しばらくは居酒屋でアルバイトをしていました。
お客様と対面する接客の仕事は初めてで、すごく楽しかったです。私はビールも大好きなので「クラフトビールを造って接客もできるような仕事があったら最高だな」と思い探してみたら、「あぶらや燈千」からまさにその求人が出ていてビックリしました。湯本社長との面談では、旅館なのになぜクラフトビール事業を始めるのか。その思いを聞かせていただき、すごくチャレンジングな方だなという印象を受けました。ここなら自分も挑戦できる。そう思って入社を決めました。

旅館初心者30歳でも、
一から学べる環境があります。

以前勤めていた会社は500人位の社員がいました。しかし「あぶらや燈千」では、はるかに少ない人数で立派な業績を上げています。実際入社してみると、一人ひとりの従業員が本当に一生懸命で、仕事の密度も濃いのが印象的でした。業務上で穴ができたら、即座にお互いで埋め合う。一人ひとりが経営者としての目線を持ちながら仕事に取り組んでいる。そんなふうに見えました。前職ではノルマが決められていて、その中で量を作ればいいという仕事だったので、考え方は180度違います。大変ですが、今は自分のレベルが一段階上がったように感じます。
もちろん、最初はすごく戸惑いました。私はビール事業担当とはいえ、旅館も兼務します。旅館の仕事は言葉遣いから学ばなければなりません。仲居さんのフォローやお客様の送り迎え、書類の管理など、いまは少しずつ出来る仕事を増やしている段階です。先輩方も私がうまく出来ていないときは「ダメだったよ」とはっきり言って下さるので、忖度ない関係で仕事ができています。

クラフトビール事業を軌道に乗せて「改善」でも役に立ちたい。

これからビール醸造の勉強のため、さまざまなブルワリーに研修に出ます。自分でも醸造の本で勉強をしていますが、まずは実物に触れるのが一番です。行ける範囲のブルワリーにはすでに足を運び、テイスティングしています。当社ではレストラン併設型のクラフトビール醸造場を計画しているので、サービスも考えて缶や瓶ではなく、その場でグラスで飲むよう心掛けています。ビールの種類や個性によってグラスの形状も変わりますから、そこもしっかりとチェックしたいので。
いまは旅館の仕事を覚えることと、ビール事業で頭の中は一杯です。けれど自分はもう30歳。引っ張っていく立場にならないといけません。また、前職で経験してきたことで、こちらでも活かせそうなこと、例えば「改善」ですね。そういう部分でも貢献できればと思っています。社内でもSNSなどを使って常に問題点は共有されているので、提案もしやすい環境にあります。「あぶらや燈千」がより魅力的なスポットになるよう、力を尽くして行きたいですね。

休日の過ごし方

音楽が好きで、ピアノとベースを使ってパソコンで演奏しています。親の影響で80年代シティポップが好きで、よくライブに連れて行ってもらった角松敏生のファンです。曲作りまでできればいいのですが、今はまだ(笑)。ゆくゆくは小さな箱でも良いので、ライブができれば最高です。冬はスノボやスキーに行きます。父親がスキーの講師をしていて、私も3歳の頃からやっています。ちょっとした休みが取れたときなどは、ドライブもいいですね。